木村伊兵衛(1901-1974)は、日本における近代写真史上最も重要な写真家です。躍動する昭和を写した木村の作品は、時代をとらえた優れたルポルタージュであり、今もなお多くの人々を魅了してやみません。
ライカの神様といわれるほど、その軽快なカメラの性能を生かした、それまで主流であった絵画的な表現から、動的印象を捉えるスナップ写真という新しい表現方法を開拓した木村伊兵衛。その手法を用いて下町の生活風景や秋田の農村風景、著名人のポートレートなどに独自の感覚を発揮し、日本写真界に新たな潮流を生み出しました。
「昭和」という時代は大戦をはさみながら険しく混乱した時代でありましたが、木村の作品から受ける印象は驚くほど穏やかで豊かな情緒に溢れています。
本展では、「戦前・戦後」「庶民の町」「日本列島」「人物」「秋田」というテーマを、何必館コレクションより厳選した約60点の作品で構成し、展覧いたします。
■開催期間:2016年9月3日(土)~2016年10月30日(日)
■会場:何必館・京都現代美術館
■ホームページ:http://www.kahitsukan.or.jp
■住所:京都府京都市東山区祇園町北側271
■お問合せ先:E-mail kahitsukan@kahitsukan.or.jp Tel.075-525-1311
■開催期間:2016年9月3日(土)~2016年10月30日(日)
■会場:何必館・京都現代美術館
■ホームページ:http://www.kahitsukan.or.jp
■住所:京都府京都市東山区祇園町北側271
■お問合せ先:E-mail kahitsukan@kahitsukan.or.jp Tel.075-525-1311