ギド・アルゼンチーニ 「Unpublished Work」
「10年前までは女性はただの被写体でしかなかった。今はより複雑なストーリーを演じる女優として撮っている」ギド・アルゼンチーニ ギド・アルゼンチーニは1966年にイタリア・フィレンツェで生まれました。フィレンツェ大学の薬学部に学ぶかたわら23歳の時に写真に魅せられ、現在はアメリカ・ロサンゼルスを拠点に写真家として国際的に活躍しています。 2007年に刊行された写真集「The World's Top...
View Articleギャラリーフォトコレクション2013
この度、昨年に引き続き第2回目のギャラリーフォトコレクション展を企画開催することとなりました。 現代美術を扱う当画廊において、写真芸術はメインテーマの一つとなっています。 今回は、1930年代~現代までの国内外有名写真家のオリジナルプリントを展示致します。 当画廊では、国内外の物故作家及び現代作家のオリジナルプリントを積極的に紹介することを主要な活動目的の一つとしています。...
View Article上田みゆき「代官山でつかまえて」
上田みゆき氏の絵の持ち味は、和漢洋どのニュアンスにも繋がれる墨絵の自由と深さ。輪郭や細部の描き込みがないにもかかわらず、モチーフ本来の魅力を、滲みや擦れ、腕の振りを感じさせるダイナミックな勢いで明瞭に表徴してみせます。本展は、彼女にとって約5年ぶりとなる本格的な個展です。約30年前、何気なく筆を取り今の絵のスタイルを確立するきっかけとなったのは、代官山のとあるアパレルショップの仕事だったとのこと。そ...
View Articleアーティスト・ファイル2013―現代の作家たち
国内外で注目すべき活動を展開する現代作家を取り上げ、個展形式で紹介する「アーティスト・ファイル」展。5回目となる今回は約2年ぶりの開催となり、海外の作家3名を含む8名の作家が参加します。出品作家は30代から60代まで世代も幅広く、表現メディアも多様ですが、いずれも芸術表現の無限の可能性に挑みつつ、社会を真摯に見つめ、自己と向き合いながら、ひたむきに制作に取り組んでいます。彼らの作品をとおして最新のア...
View Articleカリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-
「カリフォルニア・デザイン 1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展は、20世紀の半ば、とりわけミッド・センチュリーと呼ばれた時代に、カリフォルニアで展開したモダン・デザインをテーマとした大規模な展覧会です。...
View Articleミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り
日本でも絶大な人気を誇るアルフォンス・ミュシャ(現地読みでは「ムハ」)の展覧会はこれまでも数多く開かれてきましたが、ミュシャ人気を支えているのはなんといっても数々の独創的なポスターや、美人画と花鳥画を合わせたような華やかなカラーリトグラフです(いわゆる「装飾パネル」)。つまりグラフィック・アーティストとしてのミュシャですが、1895年の新春公演のためパリ中に貼り出されたサラ・ベルナールのためのポスタ...
View Article琳派から日本画へ ―和歌のこころ・絵のこころ―
近年、琳派ブームは非常に盛況で、国内外を問わず展覧会が開催されるほど、人々の心を惹きつけてきました。同時に様々な角度から琳派を問い直す検証も行われています。本展覧会では、琳派の造形に影響を与えた料紙装飾の華麗な平安古筆、そして江戸時代の琳派作品、その後にいたる近代の日本画を通して、「和歌」と「装飾性」の視点から、数々の名品をご紹介いたします。...
View Article三輪壽雪・休雪―破格の創造展
本展では「萩焼」の重要無形文化財保持者、三輪壽雪氏(じゅせつ、十一代休雪、本名・節夫/1910~2012年)の代表作と、壽雪氏の長男、当代休雪氏(きゅうせつ、本名・龍作/1940年~)の代表作を、山口県立萩美術館・浦上記念館のコレクションを中心にご覧いただきます。...
View Article鈴木理策「アトリエのセザンヌ」
2001 年に発表した「Mont Sainte Victoire」シリーズから12 年、この度鈴木理策は、セザンヌのアトリエを撮影した「アトリエのセザンヌ」を初発表いたします。...
View Article遠州・不昧の美意識 名物の茶道具
小堀遠州(1579~1647)と松平不昧(1751~1818)は、江戸時代を代表する大名茶人です。徳川三代将軍・家光の茶道指南役を務めた小堀遠州は、茶入の選定や、陶芸の指導を行い、数多くの優れた茶道具を世に送り出しました。その150年後、江戸時代後期の松江藩主・松平不昧は、茶道具の大コレクターとして名を馳せ、〈名物〉の格付けをした功績で知られます。また、不昧は遠州を尊敬し、その審美眼を高く評価しまし...
View Articleアーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密
『ハーパース・バザー』や『ヴォーグ』等のファッション誌を中心に、第一次、第二次世界大戦を挟んで活躍した、アーウィン・ブルーメンフェルド(1897-1969年、独→米)の国内初の個展を開催します。欧米ではファッション・ポートレイト全盛期の旗手としてポンピドゥー美術館(パリ、1981年)、バービカンセンター(ロンドン、1996年)の個展などで高い評価を得ているブルーメンフェルドですが、重要な作品が各国の...
View ArticleUrban Narratives - ある都市の物語 -
エスパス ルイ・ヴィトン東京の第6回エキシビションは、西へと向かい、インドの現代アートシーンを探究します。美術史家であり美術評論家でもあるナナク・ガングリー(Nanak...
View ArticleParis、パリ、巴里ー日本人が描く 1900-1945
明治維新以降、西洋文化を学んでそれを乗り越えることが、日本のひとつの目標となりました。日本人洋画家にとって、芸術の都パリは、19世紀末から聖地となります。いつか訪れてその空気を吸い、泰西名画や最新の美術に触れてみたい、と強く憧れる対象となりました。1900年以降、パリを訪れる洋画家たちが増えていきました。聖地パリで、あるものは衝撃を受け、あるものは西洋美術を必死に学びとろうとし、またあるものは、西洋...
View Articleソフィ カル―最後のとき/最初のとき
東京・品川の原美術館にて、フランスの女性現代美術作家、ソフィ カルの個展を開催します。 ソフィ カルは主に写真と言葉を用いた物語性の高い作品で知られており、テートギャラリーやポンピドゥー センターをはじめとする各国の主要美術館での個展開催、第52 回ヴェネツィアビエンナーレ(2007 年)への参加など、フランスを代表する作家の一人です。...
View Article生誕120年 木村荘八展
大正元年に画壇にデビューし気鋭の洋画家と目された木村荘八。西洋の先進的な美術情報を積極的に集め、得意の語学力を用いて精力的に紹介するとともに、自らが住む東京の身近な風俗を描きました。 東京での20年ぶりの回顧展となる本展では、荘八の代表的な油彩、挿絵原画を一堂に集め、周辺作家の作品も紹介します。荘八が描く魅力あふれる東京界隈をお楽しみください。...
View Articleオディロン・ルドンー夢の起源ー
今回のオディロン・ルドン展は約150点の作品で画家の生涯をご紹介致します。 生まれ故郷であるフランス南西部のボルドーで培われた幻想や自然科学への興味、そこから「黒の時代」「色彩の時代」と展開していく過程を是非、この機会にご覧ください。...
View Article夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 北海道・東北編
前期:3月5日(火)~4月7日(日) 後期:4月9日(火)~5月6日(月・振休) ※前期・後期で展示替えがありますのでご注意ください。 幕末の開国と時を同じくして、日本にもたらされた写真。...
View Article佐原和人 目にはさやかに見えねども
水彩やアクリルなど水溶性の画材を使い、私たちの日常生活で見逃されている美を和紙や綿布の上に浮き上がらせているのが、佐原和人氏です。水をたっぷり使う「たらし込み」手法が特徴的で、日本的美意識の華やかさをもって見るものを魅了しつつも、その新鮮な再定義が独特の味わいを醸しています。本展は、GALLERY SPEAK...
View Article小早川コレクション 麗しのマイセン人形
ヨーロッパで初めて硬質磁器の製造に成功したマイセン磁器製作所は、彫像(人形)製作においても先駆的存在でした。1710年の開窯当初より、質の高い作品を発表し、それらは王侯貴族や当時台頭し始めた市民階級をも魅了しました。...
View Articleグループ展『窓と物語 Vol.02 - 地村洋平・寺田就子・野沢裕』
[企画概要] 展覧会名:グループ展『窓と物語/windows and the stories Vol.02』 展示作家:地村洋平・寺田就子・野沢裕 会期:2013年3月16日(土)~ 4月21日(日) オープニングレセプション:3月16日(土)18:00 ~ 21:00 営業日:月曜 17:00 ~ 23:00 / 金・土・日曜 13:00 ~ 19:00 定休日:火曜~木曜...
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