１９３０年頃から終戦直後にかけて、池袋西口から長崎、要町、千早にはアトリエ村(貸住居付きアトリエ群)が存在し、多くの芸術家達がそのアトリエ村を拠点に芸術活動を行っていた。その姿を、詩人であり画家の小熊秀雄は「池袋モンパルナス」と命名した。やがて「池袋モンパルナス」は、アトリエ村地域に住むさまざまな芸術家を指すだけでなく、芸術家たちによる芸術活動や交流、凌ぎ合い、酒場での芸術談義におよぶ芸術運動、芸術家たちの生き方や精神の総称ともなった。
本美術館は、「まちのどこもが美術館」をコンセプトとし、池袋が芸術の街として輝きを放った時代を現代によみがえらせ、後世へと伝承していくことを目的としている。
百貨店や劇場といった大型施設だけでなく、ギャラリーや街なかの店舗など様々な場所が会場となり、 「池袋モンパルナス」にゆかりのある展示や各ギャラリーで企画した見所あふれる独自の展示、ワークショップ、まち歩きなど、充実したプログラムが企画されている。
今年2年目となる特別企画「池袋アートギャザリング」では、公募等で集まったアーティストが「PLAY」をテーマに様々な表現に挑戦する。池袋周辺で展開されるパフォーマンスやマーケットもあり、子どもから大人まで、アート好きから初めての方まで楽しめるイベントとなっている。
■開催期間：2016年5月19日(木)～2016年6月1日(水)
■会場：池袋駅周辺各所
■ホームページ：http://kaiyu-art.net/
■住所：東京都豊島区西池袋
■お問合せ先：03-3981-4732
■開催期間：2016年5月19日(木)～2016年6月1日(水)
■会場：池袋駅周辺各所
■ホームページ：http://kaiyu-art.net/
■住所：東京都豊島区西池袋
■お問合せ先：03-3981-4732