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Channel: 注目の展覧会|OCNアート artgene.(アートジェーン)
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版画の魅力 銅版、木版、孔版、リトグラフ

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版画は、「版」を利用して制作される絵画で、同じ作品を複数制作できることが特徴です。
木版画に代表される凸版、銅版画に代表される凹版のほか、平版(リトグラフ)、孔版(シルクスクリーン)など――。版種にも、いろいろなものがあります。

歴史としては木版画が最も古く、中国では7世紀、日本では8世紀、西洋では15世紀初頭から作例が見られます。 一方、銅版画は15世紀の西洋において、木版画からやや遅れて制作されるようになりました。

今回の展覧会は、版種においても作家においてもヴァリエーションに富んだ内容で、版画のみをご紹介するものです。
浜口陽三、駒井哲郎、池田満寿夫ら、国際的にも活躍した銅版画家。山口源、柄澤齊などの木版画家。李禹煥、百瀬寿、辰野登恵子ら、現代美術作家。また、浮世絵の流れを汲む木版画による小村雪岱原画の作品など――。タイトル通り、さまざまな技法の版画約60点を一堂に展示します。ぜひ、お気に入りの一点を見つけていただければ幸いです。

百瀬寿≪Square-Four Intersecting Stripes≫ 1975年
百瀬寿≪Square-Four Intersecting Stripes≫ 1975年

山口薫≪昼の月と馬≫ 1967年
山口薫≪昼の月と馬≫ 1967年

小村雪岱≪大経師昔暦 おさん茂兵衛≫ 1941年
小村雪岱≪大経師昔暦 おさん茂兵衛≫ 1941年



■開催期間:2012年1月14日(土)~2012年3月25日(日)
■会場:資生堂アートハウス
■ホームページ:http://www.shiseido.co.jp/art-house/
■住所:静岡県掛川市下俣751-1
■お問合せ先:0537-23-6122

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