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武政健夫ガラス彫刻展-光と影が織りなす美の世界-

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 株式会社ミキモトでは、10月25日(木)~11月6日(火)まで、ミキモト本店6階ミキモトホール(銀座4丁目)にて「武政健夫ガラス彫刻展-光と影が織りなす美の世界-」を開催いたします。 武政健夫(たけまさたけお)氏は世界的に著名なガラス彫刻家で、氏が手掛ける「銅盤ガラス彫刻」はガラス芸術の中で最も困難な技法の一つとされます。回転する銅盤と研磨剤を使いガラス表面に彫刻を施すこの技法は、先端の直径が0.5ミリ~数センチまで250本以上ある銅盤を適宜使い分けるため、緻密さと繊細さ、極度の集中力が必要とされます。本格的な銅盤ガラス彫刻は、ローマ時代まで遡るほどの歴史を持ち、現在ではこの高度な技術を有するのは世界でも数人といわれています。 武政氏は、その技術を受け継ぐ正統派作家として、世界的に高い評価を受けている第一人者です。オーストリア国立クラムザッハ・ガラス学校を最優秀の成績で卒業し、米国ニューヨーク州コーニングの世界的に有名な工房・スチューベン・グラス社で7年間マスター・エングレイバーとして活躍しました。氏の作品は、歴代アメリカ大統領の贈り物として各国元首やロイヤルファミリーに秘蔵され、世界中のミュージアムや個人にも所蔵されるなど、世界の人々を魅了しています。しかし、緻密な作業ゆえに年間3~4点の制作が限度とされます。  今展では、植物、鳥や昆虫をモチーフにした新作を中心とする約15点の貴重な作品を展示いたします。「自然界のモチーフは、繊細で彫刻が非常に困難です。最も難しいのは、ガラスの形と彫刻部分のバランスをとりながらデザインすることです。地球上の自然界には、人間の創造物とは比べることのできない完璧な美しさがあります。その美しさを少しでもガラスの中に再現したいという思いを込めました。」と語る氏の、日本では見る機会の少ない銅盤ガラス彫刻の繊細で優雅な世界を是非ご覧ください。

■開催期間:2012年10月25日(木)~2012年11月6日(火)
■会場:ミキモト本店 6階ミキモトホール
■ホームページ:http://www.mikimoto.com/jp/stores/relation/hall.htm
■住所:東京都中央区銀座4-5-5
■お問合せ先:03-5550-5678

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