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Channel: 注目の展覧会|OCNアート artgene.(アートジェーン)
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アキバタマビ21 第49回展覧会 「3 Seconds Animations」

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【展覧会内容】  アニメーションの映像作品を作る過程では、その一本の作品を完成させるまでに、無数の「動き」が作られます。例えば人々の動作のような基本的なものから燃える火のようなエフェクト、カメラの機動を描いた背景アニメーションや、形から別の形へと変化するメタモルフォーゼ等。それらの「動き」一つ一つが一本の作品を構成する上でかかせないものであり、アニメーターはその動きを洗練させることに苦心しますが、作品の鑑賞、評価というものは多くの場合それらがまとめられた一本の「映像作品」という単位でしか見られません。 一部のマニアックな人達や、作り手を除き「動き」単位で「アニメーション」を鑑賞する機会というのはあまりないのですが、アニメーション作家は良い動きが描けた時に最も充実感や、やり甲斐を感じ、作品全体を俯瞰して見て作る過程というのはどちらかというと辛く、悩みながら進んでいるという方が多いのではないかと感じています。 また、昔の作品等においては今見ると作品としては少しイマイチなのだけど、ここの動きはすごく気に入っているのだという事も多いかと思います。  今回の展示ではその一つ一つの動きを見せる事に特化し、各々の映像作品の中から気に入っている「動き」を時間軸と画面の両方でクロップしてループ再生という形で展示したいと考えています。 原画等も並列して展示し、アニメーションとは「動く画」を鑑賞しているのだという事を認識しやすい展示にしたいと思っています。 脚本や演出等を抜きにして純粋に「動き」=「アニメーション」を楽しんでもらえたらというコンセプトの展示となります。 【出品者名】 ●新井 風諭 Fuyu ARAI 映像作家 武蔵野美術大学映像学科卒業 2002年から(株)ロボット所属。TVCF、Webムービー、Music videoなど、色々な場で活動。主な受賞に、文化庁メディア芸術新人賞、アヌシー国際アニメーション映画祭広告部門クリスタルなど。 ●薄羽 涼彌 Ryoya USUHA 1991年生まれ 好きな「動き」は、病院に通い慣れた老人が血圧計に自分の腕をセッティングするときの手さばき(血圧計への接近は緩慢だが、腕のセッティングは非常に俊敏)。 ●岡本 憲昭 Noriaki OKAMOTO 音楽家・映像作家 「okamotonoriaki」「ヒルズ岡本」の名義で活動中。 http://okamotonoriaki.blogspot.jp http://hillz-okamoto.blogspot.jp ●加藤 隆 Ryu KATO 映像作家 2004年多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業 2007年東京藝術大学デザイン科大学院修了 手描きのアニメーションを中心に活動中。一枚一枚人が描くことによる豊かな質感と、デジタルでは生み出せないような身体性を追求している。 主な代表作は、People In The Box MV 「旧市街」「ニムロッド」「ダンス、ダンス、ダンス」「気球」、Mr.Children Stadium Tour 2015未完「ニシエヒガシエ」ライブ映像 、NHK「80年後のKENJI〜宮沢賢治21世紀映像童話集〜 よだかの星」、NHK「星新一ショートショート 午後の恐竜」、自主制作作品に「THE CLOCKWORK CITY」「around」など。 ●久保 雄太郎 Yutaro KUBO 1990年大分県生まれ 東京工芸大学、東京藝術大学大学院でアニメーションを学び、2014年よりフリーランス。 主に国際映画祭を舞台に作品を発表し、アヌシー、ザグレブ、オタワなどの主要アニメーション映画祭にノミネート。日本アニメーション協会会員。 ●古山 俊輔 Syunsuke KOYAMA 1981年生まれ 広島県出身 山と畑で囲まれた美しい自然の中で育つ。小さな頃から絵を描くことが好きだった事から美術の道へと進む。アートアニメーションの映像美に感銘を受けアニメーターを志す。広島市立大学大学院修了後、フリーランスアニメーターを経て渡英。英国にてロンドンを拠点とするクリエイトグループThis is it と共に モンティ・パイソン劇場映画にストップモーションアニメーターとして参加。アニメーション、ヨーロッパの文化と自然を学んだ2年間を経て帰国。帰国後、(株)Anista,inc.にアニメーションディレクターとして参加、主にTVコマーシャルの企画、演出、アニメーションを担当。現在、(株)アマナにアニメーター兼ディレクターとして在籍。 仕事の傍ら、自分の見たい風景を映像化し個人製作にも力をそそぐ。 ●斎藤 俊介 Syunsuke SAITO 1984年生まれ アニメーション作家 2008年3月多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業 2009年1月よりフリーランス。主な上映、受賞歴は、ぴあフィルム・フェスティバル入選、広島国際アニメーションフェスティバル公式上映、バンクーバー国際映画祭 招待上映、吉祥寺アニメーション映画祭 グランプリ受賞、ザグレブ国際アニメーションフェスティバル ノミネート、ショートショート フィルム・フェスティバル ノミネート等。 ●斉藤 陽平 Youhei SAITO 1982年生まれ 多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業 電通でアートディレクターとして働く。 ●坂井 治 Osamu SAKAI アニメーションディレクター (株)ロボット所属。アニメーション、絵本、イラストレーションなど手がける。最近の仕事に、国立科学博物館地球間「地球史ナビゲーター」映像演出、絵本「す〜は〜」(福音館書店かがくのとも)など。 HP: http://blog.robot.co.jp/sakaiosamu/ ●助川 勇太 Yuta SUKEGAWA 1984年生まれ CGプロダクション勤務 個人作家としても活動しており、主にありふれたモノを主人公にしたアニメーションを制作している。『灯花/The Light』(2010)はMoMA教育部門の映画コレクションとして購入され、40thザグレブ国際アニメーション映画祭では特別賞(子供のための映画部門)を受賞。第14回広島国際アニメーションフェスティバル入選。『浮雲/Drifting cloud』(2014)が33thウプサラ国際短編映画祭、55thズリーン映画祭、オランダアニメーション映画祭など、国内外の受賞・入選多数。 ●関口 和希 Kazuki SEKIGUCHI 1991年生まれ 都立工芸高校アートクラフト科卒業 多摩美術大学情報デザイン学科メディア芸術コース在学中 ●二瓶 紗吏奈 Sarina NIHEI 東京在住のフリーランスイラストレーター/アニメーション作家 2012年多摩美術大学グラフィックデザイン科を卒業後、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートにてアニメーション科の修士課程を開始。そこまでの卒業制作作品’Small People with Hats’がオタワでの短編部門グタンプリを含め、世界のフェスティバルで賞を受賞。シュールで風刺的な作風が特徴。 ウェブサイト http://cargocollective.com/sarinanihei コンタクト sarina.nihei@gmail.com ●といだ あずさ Azusa TOIDA イラストレーター/アニメーター 女子美術大学付属高等学校卒業 同大学中退後、主に雑誌媒体でイラストレーターとして活動。アニメーターとしてミュージックビデオ等の制作にも携わる。主な仕事は、〈雑誌〉TRANSIT・BIRD・&Premium・FRaU・CREA・UOMO・hanako、〈MV〉KIRINJI・東京事変・radwimps・androp・ポルノグラフティー、〈その他〉KIRINJIツアーグッズ制作・ルイボスティー専門店パッケージなど。 ●半崎 信朗 Toshiaki HANZAKI 映像作家 1981年東京都生まれ 東京藝術大学大学院デザイン科修了後、フリーランスとして活動を開始。「Mr.Children Stadium Tour 2015未完」の「擬態」「Starting Over」、「Mr.Children TOUR 2015 REFLECTION」の「進化論」「Waltz」、ミュージックビデオはMr.Children「花の匂い」、半崎美子「明日へ向かう人」などを手がける ●前田 裕 Yu MAEDA 1984年熊本県生まれ 大学卒業後フリーランスでCM、番組タイトルなどのアニメーション制作を行う。2013年から南カルフォルニアに移住。アーティスト活動を始め、Giant Robotなどのアート・ギャラリーでグループ・ショーに参加。 www.core-pop.com ●若井 麻奈美 Manami WAKAI 神奈川県在住 FOGHORN所属 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了 ミクストメディアのように様々な技法を組み合わせたアニメーションやイラストを制作している。 Web:http://jitojito.ninja-web.net/top.html Twitter:@wakai_manami 【展覧会詳細】 「3 Seconds Animations」 2015年12月6日(日)〜2016年1月16日(土) 開館時間 12:00〜19:00(金・土は20:00まで)、火曜休場 ※冬期休場2015年12月28日(月)〜2016年1月5日(火) 【イベント】 ●オープニングパーティー 12月6日(日)18:00〜 ※ 日程、内容は変更になる場合があります。その他イベントの詳細が決まり次第、アキバタマビ21のHPでご案内致します。 http://www.akibatamabi21.com 【展覧会場】 アキバタマビ21 〒101-0021 東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202 電話:03-5812-4558 URL: http://www.akibatamabi21.com アクセス: 東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分 東京メトロ千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分 都営大江戸線上野御徒町駅A1番出口より徒歩6分 JR御徒町駅南口より徒歩7分 JR秋葉原駅電気街口より徒歩8分 ※ 「アキバタマビ21」は多摩美術大学が運営する、若い芸術家たちのための作品発表の場である。ここは若い芸術家たちが、互いに切磋琢磨しながら協働し共生することを体験する場であり、他者と触れ合うことで自我の殻から脱皮し、既存のシステムや権威に依存することなく自らをプロデュースし自立していくための、鍛錬の場でもある――そうありたいという希望を託して若い芸術家たちにゆだねる、あり得るかもしれない「可能性」の場であり、その可能性を目撃していただく場所である。

■開催期間:2015年12月6日(日)~2016年1月16日(土)
■会場:アキバタマビ21
■ホームページ:http://www.akibatamabi21.com
■住所:東京都東京都千代田区外神田6-11-14 3331 Arts Chiyoda 201・202
■お問合せ先:03-5812-4558

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