本展覧会は、岐阜県可児市在住の陶芸家吉田喜彦の60年におよぶ創作活動に迫るものです。
1936年に栃木県宇都宮市に生まれ、幼いころから様々な芸術に親しんできた吉田は、高校卒業後陶芸を志し濱田庄司(1894-1978)に弟子入りを志願します。この希望は叶いませんでしたが、濱田の助言のもと岐阜県可児市の大萱に窯を構えていた荒川豊蔵(1894-1985)を訪ね、そこで作陶の修行を積むこととなりました。
吉田は、ものをみることをその確かな技術と同様に大切にします。国や時代を問わず、「こころのまゝに」蒐集したという民族美術などのコレクションは、吉田の静謐でいてあたたかい作品と、厳しくも穏やかな創作姿勢をよくあらわしています。
本展では、吉田喜彦の新作を含む代表作およそ70点に加え、吉田が蒐集したコレクションの中から土器、陶磁器、書、染織、版画、家具などあわせて約110点を3期に分けて展示し、吉田の創作活動をその源流から紹介します。
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【関連企画】
■記念対談「吉田喜彦と語る~現代美術の視点から」
2015年1月17日(日) 午後1時30分より、セラミックパークMINO イベントホールにて
※参加費無料、11月1日より電話にて申込受付開始
■作家・吉田喜彦によるギャラリートーク
2015年8月8日(土)、10月10日(土)、12月12日(土) 各日午後1時30分より
※展覧会観覧券が必要です。
■開催期間:2015年8月8日(土)~2016年2月14日(日)
■会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
■ホームページ:http://www.cpm-gifu.jp/museum/01.top/index1.html
■住所:岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
■お問合せ先:0582-28-3100
■開催期間:2015年8月8日(土)~2016年2月14日(日)
■会場:岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅡ
■ホームページ:http://www.cpm-gifu.jp/museum/01.top/index1.html
■住所:岐阜県多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
■お問合せ先:0582-28-3100