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Channel: 注目の展覧会|OCNアート artgene.(アートジェーン)
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【募集】第6回 東京アンデパンダン展 出品者募集!

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この度、EARTH+GALLERYでは2015年11月7日より行われます公募展、第6回東京アンデパンダン展の出品者を募集致します。 募集期間| 2015年3月1日(日)~9月7日(月)※消印有効 主催| 東京アンデパンダン展実行委員会/EARTH+GALLERY(株式会社ZEエナジーアート部門) 会期| 2015年11月7日(土)~11月22日(日) 月曜休廊 会場| EARTH+GALLERY 出品品目| アート作品全般(未発表の作品に限る) ※隣り合った作品に影響を与えないもの。 特典| ご来場のお客様に好きな作品3点をお選び頂き、合計ポイントの最も高かった出品作家には東京アンデパンダン展会場(EARTH+GALLERY)にて2016年3月に10日間の個展開催(無料)の権利が与えられます。(2位、3位は合同展となります。) 出品サイズ| 壁面=縦1m×横1m、立体の床置き=縦1m×横1m×1m 壁面展示は半立体作品であることも考慮し、前面突出部を50cmとさせて頂きます。規定サイズを超える作品に関しては2点、もしくはそれ以上(規定サイズを基準とする)の費用とさせて頂きます。 出品料金| 1点 10,000円 ※学生の方に限り10%割引となります。(在学証明のコピーを応募時に提出して下さい)。組作品やインスタレーション作品は全体で1点とみなしますが、上記規定サイズに収まるようにして下さい。 出品資格| 15歳以上45歳未満の方 国籍不問 ※会場の都合により、先着50名までの参加とさせて頂きます。 ///////////////////////////////////////// 二十一世紀初頭のアンデパンダン展のための檄文(第6版)  「アンデパンダン展」(salon des artistes independants)とは、出展審査が保守的であったフランスのサロン展から締め出されたジョルジュ・スーラ、ポール・シニャックらが一八八四年に考案した、出展料さえ支払えば誰でも参加出でき、かつ褒賞や出展資格区分で作品や出展者への評価を行わない展覧会の形式である。この展覧会形式は、サロン展に代表される当時の公募展の仕組みに対して憤懣を持つ人々の共感を集め、世界各地で採用された。その例として、マルセル・デュシャン(1887-1968年)が「泉」(1917年)を出品したニューヨークのアンデパンダン展などがよく知られている。  日本では、第2次世界大戦の終結に伴い、日本美術会が「日本アンデパンダン展」として1946年に導入した。真の表現の自由を確保し得る展覧会形式として、戦争協力(戦争画等)を引き換えに画材の配給や展覧会への出展が認められていた戦時体制へのアンチテーゼとして、同会の活動方針に係る激しい議論の上に採用された展覧会形式であった。その後、読売アンデパンダン展や、武蔵野アンデパンダン展などの定期開催が始められ、日本においても典型的な展覧会開催方式のひとつとして定着した。  「artistes independans」(独立したアーティスト)による実行委員会が展覧会を主催するのではなく、「会」の中に実行委員会が存在してアンデパンダン展を主催するという日本的なあり方、併せて、後の自主企画展が自分たちが「会派ではない」ことを示す意味から、敢えて「アンデパンダン展」という名称を冠しない状況はここに始まった。「アンデパンダン展」を名に冠する展覧会が再び増加したのは、数十年の年月を経た二十一世紀初頭のこと。会派に属さず活動するアーティストが一般的となった中で、アンデパンダン展の精神が見直され、原点回帰により名称が復活したのである。  世界は、二○○八年から二○○九年にかけて、一九二九年の大恐慌以来の未曽有の経済危機を経験し、未だ十分に立ち直ったとは言えない状況にある。また日本では、この間、東日本大震災や原子力発電所事故もあって、アンデパンダン展や震災復興チャリティーをはじめ、自主運営スペースやアーティスト・ギルド、アート塾など様々なアーティスト・イニシアティブ(自主活動)が根付き始めたように思われる。アーティストによる自主活動が当たり前のように行われ、この様な檄文自体が必要なくなる時代も近い、というのは楽観に過ぎるだろうか。  もとより、アンデパンダン精神の根幹をなす「自主独立」は、権力にも商業主義にも妨げられない「真の表現の自由」を確保するための条件であり、未来に開かれた可能性をもたらすものである。例えば、ニコニコ動画もヨウツベもUSTREAMも、同様の原理に基づく自主投稿の仕組みである。モバイル端末とインターネットにより実現したユビキタス(いつでも、どこでも、だれでも)社会、有体物よりも液晶画面の中にリアリティを紡ぎだす現代世界の中でも、アンデパンダン展なるものは、如何様にも展開できよう。  このような社会状況において、世界が進んでいくであろう未来を見据えながら、アンデパンダン展を開催していく意義は高いものと思料し、引き続き全国の同志とともに組織していくものである。 二十一世紀初頭のアンデパンダン展発起人 深瀬鋭一郎 ■お問い合わせ■ EARTH+GALLERY Tel:03-5809-9949 Mail:info@earth-plus.net HP:http://earth-plus.net/tokyo-independants/about.htm

■開催期間:2015年3月1日(日)~2015年9月7日(月)
■会場:EARTH+GALLERY
■ホームページ:http://earth-plus.net/tokyo-independants/about.htm
■住所:東京都江東区木場3-18-17 1F
■お問合せ先:E-mail info@earth-plus.net Tel.03-5809-9949

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