国際的に高い評価を得ている現代美術作家、ヂョン・ヨンドゥの個展です。展覧会のタイトルは中国近代文学者、魯迅による短編小説「故郷」の一節から引用されています。
ヂョンは写真や映像を媒介に、被写体とコミュニケーションを重ねながら作品を制作しています。子供から老人まで、一般人を被写体にしたり、彼らの記憶や未来の夢、幻想をモチーフに制作された作品は、ひとびとの夢や希望を描きだすだけでなく、それらを達成することが難しい現実世界の姿も逆説的にあぶりだします。
本展では、代表作ともいえる〈奥様は魔女〉、見慣れた街の風景を映画の中のような異世界に変化させるトリックを応用した〈日常の楽園〉、ヂョンが水戸で出会った盲目のマッサージ師、白鳥建二に触発され、マジシャン、イ・ウンギョルやジャズピアニストの小曽根真の協力を得て制作した新作映像作品、新世代ゴーグル型3Dデバイスで鑑賞する体験型の作品を通して、記憶と忘却、希望の意味を問いかけます。
■開催期間:2014年11月8日(土)~2015年2月1日(日)
■会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
■ホームページ:http://arttowermito.or.jp/index.html
■住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
■お問合せ先:029-227-8111
■開催期間:2014年11月8日(土)~2015年2月1日(日)
■会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
■ホームページ:http://arttowermito.or.jp/index.html
■住所:茨城県水戸市五軒町1-6-8
■お問合せ先:029-227-8111